天理ギャラリーについて

1962年、東京・神田の地に東京天理教館が竣工すると時を同じくし、その建物の九階に天理ギャラリーが開設し、第1回展として『ペルシアの古代美術』が開催されました。

天理ギャラリーは、天理図書館及び天理参考館の両館に収蔵されている稀覯書や考古美術品・海外民俗資料を毎回テーマをきめて展示し、東都の皆様方にも両館の収蔵品を気軽にご覧頂こうとの思いでその歩みを始めました。
これら両館の収蔵品には学術的にも素晴らしい物があり、専門家や研究家の間でも注目を集め、東京にいながらにして多種の展示物を目にすることができ非常に好評を頂いています。

又、展示期間中には講演会や展示物についての分かりやすい解説を行い、一般の方々からも大変喜ばれています。

内容

年に2~3回の展覧会を企画し、図録を作成頒布する。 展覧会の期間中に列品解説を行う。

関連リンク

アクセス

展覧会

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天理ギャラリー第184回展

「世界の仮面 名品選―変身と異世界交流のツール―」

展覧会情報

会期  :2025年10月11日(土)~12月13日(土)
休館日 :毎週日曜日
時間  :9:30〜17:30(入場は17:00まで)
入場料 :600円(高校生以下無料)
     ※障がい者とその介護者1名は無料。受付で障がい者手帳等またはミライロIDをご提示ください。
主催:天理大学附属天理参考館

関連イベント

●ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日時:10月11日(土)、10月28日(火)、12月13日(土) 各日13:00~14:00
会場:天理ギャラリー
参加費:無料(予約不要。入場料のみで参加いただけます)

ご挨拶

 本展では、当館が所蔵する世界各地の仮面の中から名品を厳選し、これらを「仮面の使用方法」の視点で分類して、関連資料と共に展示します。各地域には人物をはじめ、神・動物・魔物など、実にさまざまな仮面が存在します。仮面は変身の道具であり、それを付けることにより、①自分とは違う別のものになる②神々や精霊などが住む「異世界」と交流することができる、などの効果を得られます。また、仮面は「顔に付ける」という印象が強いですが、仮面そのものを祀ったり、盾や板などに仮面の絵を描いたり彫刻したりして使用する例もあります。
仮面は各地域の文化や伝統、祭り、儀式などに深く関連しています。さまざまな仮面の用途や造作などを通じて、これらに込められた人々の想いを感じていただければ幸いです。

▶ 天理参考館 展覧会ページ

過去の展覧会

回次 内容 会期 担当 図録価格
183 漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展― 2025.5.18-6.15 図書館 1,000円
182 歴鉄ー日本最大の私鉄「近鉄」110年の軌跡ー 20249.7-12.7 参考館 600円
181 芭蕉の根源-北村季吟生誕四百年によせて- 2024.5.12-6.9 図書館 1,000円
180 アンデスのツボ―器で旅する北ペルー― 2023.9.9-12.2 参考館 600円
179 源氏物語展—珠玉の三十三選— 2023.5.14-6.11 図書館 絶版
178 物部氏の巨大古墳-塚穴山古墳の歩み 2023.2.18-4.1 参考館 600円
177 大自然への敬意-北米先住民の伝統文化- 2022.10.15-12.3 参考館 600円
176 中国古典名品展 2022.5.15-6.12 図書館 絶版
170-175 (新型コロナウイルス感染拡大防止の為臨時閉館)      
169 こけしⅡ-遠刈田と土湯、中ノ沢- 2020.2.22-3.16 参考館 600円

過去の開催はこちら(PDF)

ギャラリー写真

バロン劇の仮面=獅子
バロン劇の仮面=獅子

盛装男子埴輪(前面)
盛装男子埴輪(前面)

奥の細道行脚図
奥の細道行脚図

源氏物語絵巻
源氏物語絵巻