天理ギャラリーについて

1962年、東京・神田の地に東京天理教館が竣工すると時を同じくし、その建物の九階に天理ギャラリーが開設し、第1回展として『ペルシアの古代美術』が開催されました。

天理ギャラリーは、天理図書館及び天理参考館の両館に収蔵されている稀覯書や考古美術品・海外民俗資料を毎回テーマをきめて展示し、東都の皆様方にも両館の収蔵品を気軽にご覧頂こうとの思いでその歩みを始めました。
これら両館の収蔵品には学術的にも素晴らしい物があり、専門家や研究家の間でも注目を集め、東京にいながらにして多種の展示物を目にすることができ非常に好評を頂いています。

又、展示期間中には講演会や展示物についての分かりやすい解説を行い、一般の方々からも大変喜ばれています。

内容

年に2~3回の展覧会を企画し、図録を作成頒布する。 展覧会の期間中に列品解説を行う。

関連リンク

アクセス

ギャラリー写真

バロン劇の仮面=獅子
バロン劇の仮面=獅子

盛装男子埴輪(前面)
盛装男子埴輪(前面)

奥の細道行脚図
奥の細道行脚図

源氏物語絵巻
源氏物語絵巻

展覧会

天理大学創立百周年記念・天理ギャラリー第183回展

「漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展―」

 

展覧会情報

会期  :2025年5月18日(日)~6月15日(日) ※会期中無休
時間  :9:30〜17:30(入場は17:00まで)
入場料 :600円(高校生以下無料)

ご挨拶

 近代国家へと突き進む明治の時代。新たな日本を夢見た若者たちが、それぞれの立場で文化を花咲かせました。夏目漱石・正岡子規・森鷗外の三人も、近代文学の先駆者として、多大な影響を及ぼしています。
 彼らの没後百年あまりを経て、本年の展覧会では、天理図書館が所蔵する多数の近代文学資料より、漱石・子規・鷗外の自筆原稿類を中心に展示することとしました。作家自らの手書きによる原稿は、その作家や作品研究のうえにおいて第一級の資料です。様々な推敲跡や編集による書き入れなど、紙面からは今も彼らの息遣いが聞こえるようです。
 同時代を生きた三人が、ときに関わりを持ちながら、どういう人生を送ったのか。展示された様々な文学作品を通じて、その一端に触れていただければ幸いです。

▶ 天理図書館 展覧会ページ

過去の展覧会

回次 内容 会期 担当 図録価格
181 芭蕉の根源-北村季吟生誕四百年によせて- 2024.5.12-6.9 図書館 1,000円
180 アンデスのツボ―器で旅する北ペルー― 2023.9.9-12.2 参考館 600円
179 源氏物語展—珠玉の三十三選— 2023.5.14-6.11 図書館 絶版
178 物部氏の巨大古墳-塚穴山古墳の歩み 2023.2.18-4.1 参考館 600円
177 大自然への敬意-北米先住民の伝統文化- 2022.10.15-12.3 参考館 600円
176 中国古典名品展 2022.5.15-6.12 図書館 絶版
170-175 (新型コロナウイルス感染拡大防止の為臨時閉館)      
169 こけしⅡ-遠刈田と土湯、中ノ沢- 2020.2.22-3.16 参考館 600円
168 古代中国-墳墓の護り手- 2019.10.5-11.30 参考館 600円
167 奈良町-江戸時代の「観光都市」を巡る- 2019.5.12-6.9 図書館 600円

過去の開催はこちら(PDF)